暫定的に「ふざけるなルール」を導入すると宣言しました。

札幌市農政が地域の現状を無視して作文した「農業振興地域整備計画案」に地域の地権者12人で異議を申し出たところ、「10ヘクタール以上の農用地があるから指定は外さないよ」との趣旨の手紙が届いた。予想通りの結果とはいえ、理由付けの根拠も浅薄な上、文書全体を通じて手抜き仕事の感が拭えない。
そこで札幌市の決定の是非について北海道知事に審査の申し立てをし、今は審理員が誰になるのか報告待ち。こっちは趣味でマジメにやってるんだから、どこかの省庁みたいに結果ありきの出来レースをしたら許さないよ。
そういえば、道庁も昨年8月末までに実証実験中のコンテナハウスなどを撤去しろと命令してきたくせに、「面会に来るか告発するかハッキリしないと、手稲前田地区を自由な区域として認めたものと看做すよ」とアンケート付きの返事を出して以来、すっかり音沙汰がない。

新幹線駅の場所はようやく決まったものの、ファイターズに逃げられて市民はがっかり。ヤケクソで秋元札幌市長の頭の中は「お花畑状態」になっているのかもしれないが、道都のトップがそんな様子では困る。
エールの意味も込めて、秋元市長と長谷川農政部長（3月末で定年。今は何をしているかな〜）宛に「ふざけるなルール」の導入を宣言した。
雪も解けたし、これから忙しくなりそうだ。

写真＝秋元市長の頭の中はすっかり春めいている？ 写真の素材は秋元市長の公式サイト（http://sapporo-akimoto.jp）から拝借しました。

私は訴えられても引っ繰り返らないよ。

冬が迫ってきたが、道庁がウンともスンとも言って来ない。クマさんのふりした子猫ちゃんは、ジャレるだけジャレて逃げちゃったのかな？
ちょっと寂しいので、農業振興地域整備計画をめぐる札幌市農政課とのバトルの一端を公開します。

寝たフリは止めて、早く告発して～。

アンケート付きの文書を送付するなど、コンテナハウスの件ではあの手この手で道庁に告発を求めてきたが、今に至るも梨のつぶて。
農振農用地の網を勝手にかけておいて、地域農業に対する支援はゼロ。それどころか、私の芝畑を酪農団地の雨水や汚水で傷つけて営農を断念させるなど、もともと限りなくゼロだった地域農家の営農意欲を完全に葬り去ったのだから、道庁と札幌市農政の罪は万死に値する。

先祖から受け継いだ土地を札幌市農政の行政計画で無価値にされたまま、ただ野垂れ死ぬわけにはいかない。
そこで、道庁と札幌市農政への抗議のため私財を投じた農業体験付き防災型共同住宅エコヴィレッジの入居者を募集することにした。
お役人の皆様、迅速に告発をお願いします。のんびりしていると、コンテナハウスをジャンジャンつくっちゃうよ。

行政機能が果たされないのに、何が農地法違反だって。

４月下旬、勧告書にすぐ返事を出しのに、道庁からウンともスンとも言ってこない。
今にも告発せんばかりの勢いだったのに、クマさんと見せかけてやっぱり子猫ちゃんだったのか…と一抹の寂しさを覚えたので、告発を催促する手紙（6月27日付け）を出してみた。

すると効果てきめん。翌6月28日付けで、高橋はるみ知事名での弁明通知書が送られてきた。
札幌市が立てた計画で農振地域に指定されても既存農家への支援は全くなし。地域の反対を押し切って札幌市が誘致した１戸だけの酪農団地は１億円にも上る多額の補助金等を受けたそうだが、すでに廃業してしまった。
地域農家をないがしろにした上に、酪農団地の汚水や雨水が私の大事な芝畑を傷つけたのが全ての発端なのであって、行政機能が果たされない土地で農地法違反も何もあったものじゃないというのが私の考えだ。

早く告発しろって、こっちが命令したいよ。

地域で生き残るための正当防衛が行きすぎて、過剰防衛になる前に告発してね、と7月4日付けで弁明通知書に返答を出したところ、今度は7月25日付けで高橋知事名での命令書が届いた。

8月31日までにコンテナハウスと付帯施設を撤去して農地に戻せというのだが、芝生産のために知人から借りていた土地の一画に自宅を建てようと平成２年に取得して以来、四半世紀以上にわたって一度として農地利用したことはないのだから、文書中にある「農地に復元すること」というのは間違い。そもそも、私が芝生産を止めざるを得なくなった原因は酪農団地と、それを誘致した札幌市にあるのだから、何をか言わんやという話だ。
事業からは身を引いて悠々自適の毎日を送っているが、古希を迎えた私に残された人生はそう長くない。木で鼻をくくったような文書を送ってくるばかりで、一度も直接指導に来ない役人の高慢な態度にも呆れたので、面会に来るか告発するかハッキリしないと、手稲前田地区を自由な区域として認めたものと看做すよ、とアンケートのおまけ付きで送った文書（7月27日付け）がこちら。
どんな返答が来るか、楽しみに待つことにしよう。

好き放題をやって農家をイジメたのは誰だって

朝鮮半島情勢が緊迫化する真っ只中に、道庁から高橋はるみ知事名で韓国書ならぬ勧告書（4月20日付）が届いた。
コンテナハウスが農地法に違反しているので何とかしてね（大意）という文書だが、勝手に農振の網をかけ、地域住民の反対を押し切って酪農団地（１戸だけ、すでに廃業）を誘致し、牧場の汚水や雨水で私が手塩にかけた芝畑や周囲の農地を傷付けたのは誰だっての。
酪農団地のせいで高額納税者だった私も芝農家を廃業せざるを得なかったが、好き放題をやって農家をイジメたくせに、補償どころか謝罪もしない鉄面皮。そんな連中の言いなりでは路頭に迷ってしまうので、出した返事がこちら。
カチカチに凝り固まった頭をキツツキにでも突いてもらって、少しは風通しを良くしたらいいのに。

写真＝高橋はるみオフィシャルウェブサイト（http://haruchan.jp）の写真を一部加工

北海道石狩振興局長からバレンタインのチョコ代わり？

２月14日に北海道石狩振興局長から「農地法違反の是正について（指導）」という文書が届いた。
「是正指導に従う考えが無いものと判断せざるを得ません」と書かれているので「いやいや、そんなことはありませんよ」と恭順の意を表して送った文書がこちら。
「この指導に応じない場合には北海道知事から是正勧告を受ける場合があることを念のため申し添えます。」とのことだが、そんなヒマがあるなら告発すればいいのに。

札幌市は機能不全、自分で考えて行動するしかない！

コンテナハウスをきっかけに札幌市農業委員会、市農政課と口頭や文書で何度かやり取りしてきたが、どうにも話が噛み合ない。
これまでの経過はおいおい紹介していく予定だが、札幌市が行政機能を果たさないのなら、信念に従って行動するまでのこと。
そこで札幌市に送った文書がこちら。
意見や文句があれば手稲前田地区地主会で対応するので、札幌市からの連絡をお待ちしています。
社会の広場にありのままを晒して、世間の風に吹かれれば、札幌市も少しは変わるのか。

コンテナハウスは順調に実証実験中！

発端のコンテナハウスは実証実験で長所・短所を洗い出しているところ。蓄熱性や遮音性では当初予想を超える性能を発揮しているものの、改良すべき点もチラホラ…。
すでにニューバージョンの構想に入っているところだが、実際に滞在してもらえばさらに課題を抽出できるはず。というわけで、滞在体験をしてくれる人を募集するか思案中。