HOME > 簡易年表

nenpyo.JPG

昭和49年
農業振興地域の整備に関する法律(農振法)に基づき、手稲区の前田地区を含む市内15地域が農用地区域に指定される。
昭和55年
当時の自宅近くでビニール工場が稼働。あまりの悪臭に耐えきれず札幌市に調査を依頼したが、基準値以上の数値が出たと言われるも生活環境は改善されず。自宅の老朽化もあり自宅の移転新築を考え始める。
平成元年
札幌市が昭和60年度から着手した酪農団地事業で、前田地区にも西区新発寒から牧野牧場が移転することが判明。某札幌市議や役人と結託し「思惑」を持って整備される計画に地域は猛反発。自腹で宣伝カーを用意し、市役所ほかで抗議活動を開始する。
平成2年
自宅を建設するため知己の農家から自分の芝畑近くに2500坪の農地を購入。北海道知事宛の農地法4条申請書を札幌市農業委員会に提出するが受理されず。農業委員に顔の利く人物に依頼し再度申請したところ、いったんは受理されるも申請書が返却されたという。仲介者によれば「宣伝カーが原因」。
平成3年
札幌市から多額の助成金を受け牧野牧場が移転。それに先立ち、株式会社ワイドを設立し、抗議活動の原資を稼ぐためゴルフ練習場「ワイドゴルフセンター」の立ち上げに動く。
平成7年
牧野牧場が垂れ流す汚水や悪臭、札幌市への抗議を込めて、自宅を建設できなかった農地に倉庫3棟を建てる。
平成9年
牧野牧場が糞尿を散布し悪臭が発生。石狩支庁(現・石狩振興局)に通報するも音沙汰なし。
平成12年
平成10年に結成した前田森林パークタウン期成会が札幌市に開発計画を申請するも、事前審査で不許可に。その通知を受けて開かれた臨時総会では市の判断に異議を唱える者が多数出る。
平成14年
芝農家の技術を生かし、芝畑の一部を転用してパークゴルフ場「パークワン」をオープン。
平成16年
7月9日の記録的な豪雨で、牧野牧場に隣接する上質芝畑5千㎡が水没する。盛土して造成した牧野牧場と付近一帯には段差が生じており、雨水や糞尿などが周囲に流れ滞留する事態は移転して以来続いていた。札幌市に改善を求めていたが対策が講じられることはなく、今回も手稲区土木部に連絡したものの担当課長が現状を確認しただけ。このままでは育成中の芝に甚大な被害が出ると苦慮した結果、やむなく市道前田2号線を交差する形で排水溝を掘削した。この件で後日、札幌市長から往来妨害罪で告発される。
平成17年
札幌市に前田2号線の損壊に伴う費用約60万円を納付する。告発された件は不起訴処分となる。
平成18年以降
札幌市との闘争はさらに本格化。平成23年に集合住宅エコヴィレッジの建築を開始。平成24年に道と札幌市から農地法違反と農振法違反、都市計画法違反でそれぞれ告発されるが、平成26年に不起訴処分(起訴猶予)に。個々の闘争については本編で。